フェンネル

学名Foeniculum vulgare
科名セリ科
利用部位全草と種子
比重0.952〜0.973
・精油は、水蒸気蒸留法にて採取します。
・植物の様子は、写真館に掲載しておりますので、是非ともご覧下さい。

フェノールメチルエーテル類・trans-アネトール 70-85%
・チャビコールメチルエーテル
モノテルペン炭化水素類・α-ピネン tr.-10%
・α-フェランドレン
ケトン類・フェンコン
・trans-アネトールには、エストロゲン様作用があるがため、
 ホルモン依存型癌疾患、乳腺症などには使用しない
・フェンコンを3%以上含む場合は、長時間、継続的に、
 広範囲に多量の使用は避け、低濃度で注意をして使用する
・tr.とは、traceの略で、微量であり成分が含まれてはいるが、
最小記載量に達していない場合に用います

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芳香成分類の主な作用と芳香分子の固有作用について
今までに発見されている、芳香成分がもたらす人体への影響は、下記を参考にしてください
フェノールメチルエーテル類・鎭痙攣作用 4+
・鎮痛作用 3+
・抗炎症 2+
・抗真菌作用 2+
・抗ウィルス作用 2+
・抗菌作用 2+
固有作用

・trans-アネトール
   (乳汁分泌促進作用、消化促進作用、去痰作用)
・チャビコールメチルエーテル(エストラゴール)
   (抗アレルギー作用、消化促進作用、筋肉弛緩作用)

モノテルペン炭化水素類・うっ滞除去作用 3+
・抗炎症作用 3+
・コーチゾン様作用 3+
・抗ウィルス作用 3+
・抗菌作用 2+
固有作用

・α-ピネン
    (強壮作用)

ケトン類・粘液溶解作用 3+
・脂肪溶解作用 3+
・胆汁分泌促進作用 3+
・去痰作用 3+
・瘢痕形成(創傷治癒)作用 2+
NRAD JAPAN 編集:ケモタイプ精油事典より引用

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